教養としての国内旅行

国内旅行という響きで少しがっかりするのが若者で、好感を寄せるのが年配の方ではないでしょうか。もちろんさまざまな考え方があるので一概に断定することはできませんが、傾向としてそうあるはずです。その理由についてはそれぞれの背景を知ると理解できます。
若者は「国内旅行」と聞くと「海外旅行」という言葉を連想してしまうはずです。とすると、新しいもの好きの若者は明らかに「海外旅行」に魅力を感じるでしょう。若者は就職活動や転勤や上京など都会を点々としたりすることで、国内を飛び回る経験は少なくないのです。若者はもうすでに国内の主要都市はを知った気でいるので、やはり国内には魅力を感じることは少ない傾向にあるのです。
それに対して年配の方は若い頃に海外旅行にいった経験もあるはずです。それで満足した、という方も多いでしょう。ところで、海外旅行というのは体力のいるものです。日本ほど治安の良い国は他に少なく、衛生面で言っても日本は世界で最高レベルなので、海外旅行の時に体調を崩したという話も年配の方に限らずよく聞く話です。このようなことから、年配の方は国内の再発見のために地方の名所を訪れたりするような国内旅行に魅力を感じる人が多いようです。
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